葬式は突然だけど…

私のおじさんは、古本屋を生業としていました。時たま家に遊びに行くと、いつも山のような古本を柔らかい布で拭いて、そこに値札を貼る作業をしていました。
私はその作業を見るのが好きでした。午後の日差しの下、温かい縁側でのんびりとその作業をするおじさんは、いつも穏やかでニコニコしているのでした。
そして、小さかった私はだんだん大きくなり、酒好きのおじさんとお酒を飲めるようになりました。おじさんはお酒が大好きだったけど、酔って人が変わるようなことは決してありませんでした。
縁側で古本を拭いている時と同じ様に、いつもニコニコとお酒を飲むおじさんと一緒にお酒を飲むのが、大人になった私の楽しみの一つとなっていました。そして、おじさんは古本屋をしながら三人の子どもを育てました。
一番末の子が大学に行き、ほっと息をついた時、おじさんは急な病に倒れました。倒れてから1ヶ月、たった1ヶ月でおじさんは帰らぬ人となってしまったのです。まだ59才の若さです。お葬式の日、父は泣いていました。
おじさんは父の妹の夫であるから、父にとっては義理の弟です。父は昔、戦後まもなくして、実の弟を病で亡くしています。再び弟を喪った父を見るのは哀れでした。
だけど葬式を挙げなければいけないので、悲しんでいるばかりでもいられません。
親しい人に喪主経験者もおらず、何をしていいのか全然わかりませんでした。
葬儀屋を選ぶにしても何を基準にどんな風に探せばいいのかもさっぱりでした。
お葬式は突然のことなのでしょうがない部分もありますが、ある程度は生前に調べておく必要もありますね。
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